田中 章

幼少の頃より両親が下着メーカーを経営していたため、身近に「服飾の仕事」のベースがありました。ですので服飾業界の仕事に対する抵抗はなく、ご紹介をいただいたのが入社のきっかけでした。
私は性格的に個人プレーに走る傾向があると自覚しており、特に若いころはそのせいでたくさんの失敗をしました。今はその失敗の経験を糧に、周囲の事を考え行動する事を心がけています。モットーは父の教えから「自分がされて嫌なことは、他人にもしない。年齢に関係なく挑戦する気持ちを大切に」。どんなことも挑戦することに遅すぎることはありませんので、勇気を持ってスタートラインに立つことが重要だと思っています。

前職の経験から、事務服の別注案件を企画から携わることが多いです。特に金融機関様の制服に関しては、九州管内を出張で訪れる先々で、自分たちが手掛けた制服を着たお客様を街中でよく見かけます。そんなとき、この仕事に最大の誇りを感じます。
直接的に世のため・人のためになるという実感はありませんが、自分たちの手掛けたユニフォームを着用したお客様が、この世界で活躍される場面に遭遇すると、この仕事をやってきてよかったと心から実感します。今後も着用される方々が笑顔になれるようなご提案を続けることが、自分たちの使命と思っています。

日々一歩一歩前進し、時代のニーズに合わせ、恐れずに変化していく事が大事だと考えています。常に広い視野を持ち、現在よりも上のステージで戦えるためにはどうして行けばいいかを考え、チャレンジを続けていきたいと思います。私のモットーからも、敗者は最後にゴールした者ではなく、勇気を出さずスタートラインに立たなかったものであると信じています。一つ一つの業務に対しチーム一丸となって取り組み、最後には皆で笑えるように、これからも挑戦していきたいと思います。